鎌倉市における子育ての問題について
神奈川県の発表(※2)によると、鎌倉市の待機児童数は県内ワースト1位の34人(2024年4月1日現在)です。
共働きの世帯が増えている中、子育て世代にやさしくない自治体は「住む」という選択肢に入りにくくなります。
東京都の小池百合子知事は0~2歳の第1子保育料を無償化する方針を表明しました。
政府は小学校給食の無償化を2026年度以降早期に制度化すると発表しました。
国や他の自治体ではなく鎌倉市が先行して実施するべきです。
ちなみに、鎌倉市の1年間の給食費は私の試算(児童数×給食費の単純計算※3)では、5億8千5百万円になります。
市役所移転で170億円を費やすより、優先すべきは保育料無償化、給食費無償化が先だと思います。
「日本全体が少子化だから鎌倉も仕方がない」では駄目なのです。
明石市が10年連続で人口を増やせたのは何故か?※4
それは子どもにやさしい政策を実施したからです。
※2 出典:神奈川県HP「保育所等利用待機児童数の状況について 別紙:保育所等利用申込・入所待機状況等P2」
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/110744/shiryoubesshi2.pdf
※3 出典:鎌倉市HP「市立小・中学校の学級数、児童生徒数」
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/qa/kyouiku/kyouiku0004.html
※3 出典:鎌倉市HP 「学校給食」
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kyouiku/kyouiku/kyuushoku/index.html
※4 出典:株式会社ライツ社 泉 房穂著「社会の変え方」